2010年 06月 28日

その瞳に憂う

 2010年6月28日

 その瞳に憂う思いは、何を思い、何を語りかけようとしてるのか。
 ぼくは時折見せるしぅのその目を覗き込み不安になることがある。

 「こいつは本当に幸せか? こいつはぼくに何を求めているのか?」

a0111190_10185553.jpg


 実のところ、この問いについての答えは、とうの昔に出ていて、ぼく自身確固たる自信がある。
 しかし、この目を見る度に不安になり、自問自答してしまう。

 父ちゃん、どこにも行かないで!

 その訴えかけは、人間の子の甘えや駄々を捏ねるものと似ているけど、しぅにとってのそれはもう少し複雑で、四六時中一緒にいて欲しい、遊んで欲しいという単純なものではない。 実際のところ、しぅは一人で過ごすのが好きだったりするし、実はその憂う目こそがポーズだったりもする。 考えてるようで考えてなく、考えてないようで考えている。 とどのつまり、ぼくとしぅの考えてることは一緒だったりする。

 おれのこと、愛してる?

 人であれば、言葉にして会話として、お互いの気持ちを確かめることもできるが、犬は違う。
 人間のように話せない犬はそれを聞く術がなく、行動で自己表現をすることしか出来ない。 愛されてるという満足感はあっても、人間同様、犬もまたそれを確かめる術を探ろうとしている。 ぼくがそれに応える術は、しぅが満足して立ち去るまで、その瞳の中に見える憂いの影が消えるまで、抱きしめ撫でて声を掛けてやることしかできない。 それがとても歯がゆい。

 しぅは昨日の6月27日で、5才になりました。 人間の齢にするといいおっさんです。
 お陰さまで、大きな病気をすることもなく、少々性格が頑固にはなってきていますが、元気に育って、弟のせいとも小競り合いをしながらも仲良く?遊ばれています。 5才という誕生日を迎え、バーニーズという犬種の平均寿命を考えると、折り返し地点ではあります。 なのでお祝いというよりは、ぼくにとってこの日は、しぅに感謝する日であり、反省する日です。 ありがとうとごめんなさいの日です。

 しぅ、生まれてきてくれてありがとう。 ぼくのところへ来てくれてありがとう。
 そしてごめんな、こんな父ちゃんで。 これからはもっともっといい父ちゃんになるからな。

 しぅの誕生日は、感謝と反省をする日です。

a0111190_10193222.jpg


 ん? っじゃねーよ!


 わかってるくせによー!!(笑)


にほんブログ村 犬ブログ バーニーズマウンテンドッグへ ← ぽちっとお願いします。^^

by silvadog | 2010-06-28 10:26 | しぅば犬


<< ときどき飛騨 #41      新名所 雲場池の倒れ藤 >>