2010年 09月 14日

しぅとせい

 2010年9月14日

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 写真にある瞬間。

 せいとしぅ。 しぅにまたがるせい。
 長かった。
 せいが生まれてこのかた、ぼくたちがずっと気にかかってたこと。
 しぅとせいはこの先仲よくやっていける?
 もしかして、しぅがせいを噛んだりしたら?

 しぅは犬だけど、ぼくたちの息子。
 大事に思う気持ちに人間も犬もなく、愛する気持ちと同様に、差をつけることなく接してきました。
 とはいえ、やはりせいは赤ん坊で手がかかり、くっついてる時間もいる場所も、しぅには入れない上がれないところにせいはいつもいるわけで、それに対して苦々しくしぅが思っているのは手に取るように感じていました。 なので、出来るだけしぅにはストレスにならないように、同じ愛息でも、引け目を感じないように、気遣い、諭してきました。
 「いいか、しぅ。 せいをよろしくな。 守ってやってくれよ。 せいはまだ小さし、赤ん坊なんだからな。」と。
 しぅは、いや多分に犬の群れで生活していない犬以外の飼い犬、家犬は、自分は人間だと思っている節があり、そこに人間の子供が生まれると、得てしてその扱いの差に疎外感を感じ、精神的なショックを感じ、特に母親に対しての暴力に訴える行動を見せ始めます。
 実際、しぅも同様な行動を見せたことも事実です。 でもそれは反抗ではなく、甘えであり訴えです。
  「ぼくは、父ちゃんと母ちゃんの子供だよね? もっとかまってよ! もっと撫でてよ! もっとぼくのそばにいてよ!」
 しぅはぼくには言えない訴えをヨメにします。 そう、中学くらいの思春期に入った人間の子が母親にする反抗期のそれです。

 ぼくとヨメは話し合いました。 このままじゃ、いつかしぅがせいにそのいらいらのストレスをぶつけるやもしれない、そうなってしまったら手遅れになる。 一緒に暮らせなくなる。
 「でも、そうなったら、おれはしぅとこの家を出るよ。」
  ぼくは真剣にヨメに話しました。 しぅの寿命を考えればぼくとしては当たり前の答えで、ヨメも当然のように賛同してくれました。 犬と暮らしてない、もしくは犬を飼っているだけ人には分からない感覚かも知れませんが、ぼくたちとしぅは種別を超えた運命で巡り合えた家族です。 生活にそぐわないからと放棄するようなものではないんです。

 そういった意味も含めて、ぼくは自分を愛犬家ではないと思っています。
 なぜなら、ぼく自身、意外だと思われるかも知れませんが、今でも犬が苦手だからです。


 犬は犬、でも、愛する息子には違いない。

 そんなぼくたちの気持ちが分かってくれたのか、落ち着きを取り戻して数カ月。
 それでもせいには寄らず寄らせず、構わせずだったしぅが、せいを背中に乗せてあげてる。
 少々嫌々ではありますが、ぼくたちにとっては感動の一瞬でした。

 しぅはほんとにいい子っす。 ぼくたちの自慢の息子です。

 しかし、ちと、ただいまぼくたちは、違う問題で頭を悩ませております。

 せいが犬化しております。
 しぅのご飯を食べようとします。
 しぅの真似して、スリッパをくわえてきます。
 床に落ちたお菓子を這いつくばって口で食べてます。
 庭でごろごろと背中を掻いてます。


 ちょっと心配です(汗)



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by silvadog | 2010-09-14 11:09 | しぅば犬


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