2010年 10月 21日

朝のルーティン

 2010年10月21日

 人間誰しも少なからず無意識で行っているルーティンというものがある。
 アスリートのようなゲン担ぎほどの強迫観念はないとしても、そのルーティンが崩れることによって、一日の気分に差支えが出ることは明白な事実だ。 もしくはそれが自らの体調的な理由があれば別だとしても、それが他人に崩された場合、ぼくの場合は特に気分、機嫌が悪くなる。 とはいえぼくもそういった部分では昔ほどではなく、精神的に大人になったせいか、そうなったからといって誰かに八つ当たりなどはしない。 自分の中で気分・機嫌が悪くなっても、それを持ち直すルーティンを身につけたことが大人の階段を登った証拠だと一人で心に余裕が持てるようになった。

 んま、ぼくの話は置いといて。

 生後もうすぐ2歳になるせい。
 こんな小さな体にも、無意識の内か、本能の欲望か、毎朝のルーティンが存在し、それが崩れると何やら機嫌が悪く、ぐずりやすいという傾向がある。

 端的に分かりやすく言えば、朝の日課ということになるけれども。

 せいは毎朝6時過ぎにぼくと一緒に起きる。
 この時に、ぼくがまだ寝てると思い置いていこうとすると、むくりと起き上がり泣く。
 そしてすがりつき一階に降りるとまず一番に向かうのが冷蔵庫。
 ヤクルトとゼリー、もしくはヨーグルトを鷲掴み、DVDプレーヤーもしくはビデオをつけろと指示。
 やっと前まではヤクルト一本で納得していたが、最近はもう一つ何かないと怒りだす。
 どうやらぼくが甘やかしてしまったのが原因のようなので、ぼくは何も言えない。
 それを飲食し始めればこれが一つのルーティンとなりご機嫌なのだ。
 その間を見計らい、ぼくはしぅと散歩に繰り出す。

 散歩から戻ってきてもまだビデオなりテレビを見てご機嫌の時は、ご飯もよく食べ、たまに庭に出てお掃除なんかもしてしまう。 ま、本人は掃除をしているという自覚はないだろうけど。

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 しかし大人になってのルーティンはある意味強迫観念を植え付けるので、精神衛生上全てにおいていいことばかりとは言えない。
 何かにくじけたり、失敗したり、予想外のことが起こったりすると、全くその事柄とは関係もないのに、まず自分の至らない振る舞いに原因があるような錯覚を引き起こすからだ。 ルーティンとは云わばゲン担ぎのようなものでもあるけど、一日を軽快に過ごすためのラジオ体操のようなものともいえる。

 なので、拘り過ぎない程度にすることが肝要だ。



 ん。



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by silvadog | 2010-10-21 11:19 | LIVEPHOTO


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