2011年 05月 10日

これからの「電気」を考える ②

 2011年5月10日

 先日、中電の社長が管総理の要請に沿って、浜岡原発を停止することを条件付きで承諾した。
 ま、当然の流れだと思いつつ、元々、中電管内の総発電量の内、浜岡原発の発電量は一割強程度(約360万KWh)ということを考えれば、お金もかかるし大変だとしても企業努力で賄える範囲じゃないかと個人的には思います。 そう思うと、政治的に「浜岡原発停止要請」をした背景には、浜岡原発を停止しても市民生活に影響が少なく、元々立てた場所が東海沖大地震予測の央震地という点からしても、この政治判断は別段、大した英断でもないと思ってしまうのは一般的なものの見方ではないでしょうか。
逆に「原発を停止」という単語一つがこれから波及すると思われる、日本全国または世界を巻き込んだ事例として、これからの日本、管政権は、「じゃあ、これからどうするの?」というエネルギー問題の矢面に立ってリーダーシップを取っていかなきゃならない立場に立ったと言える点では、フランスに代表される原子力エネルギー依存国家からの反発や圧力に負けない対処をしなくてはならない、所謂、パンドラの箱を開けてしまった中で、「日本は、こうするんだ!」という力強い信念が本当にあるのかと穿った目で見てしまう。
そんな重々たる覚悟の上での判断で、その問題に対しての「考え」があるなら、今回の件は歴史に残る英断になるかも知れないけど、相変わらず、取りあえず的なところで、国民に「いい顔」したいだけだとしたら、結局、利権がらみの素の木網で、そのケツまたじは国民に振られる形になるような気がする。 と、言うか、きっとそうなるだろうと思ってしまう。 んま、その前に今の政権自体が、具体的な議論や施策に入るまでに続いてるとは到底思えないけど。

 それはさておき、いずれにしても日本はもとより世界的にも、「脱・原子力」の風潮が、より大きな舵取りになっていくことは、誰しもが否定は出来ないだろうと思う。 最近のTVニュースでもよく目にするようになった「太陽光」関連の話題や、つい先日はシャープの社長が出演し、この「太陽光発電」について次世代の代替エネルギーとなりうる可能性について熱く語ってもいた。 また大阪・滋賀の両知事の提唱や、ソフトバンクの孫社長の「自然エネルギー財団」の設立案からしても、これからの時代、この「太陽光発電」抜きには新エネルギー事情は語れないだろうと思う。

 太陽光発電の大きな利点は、日が差す限り無尽蔵に発電すること。
 そして逆に最大の弱点は、天候に大きく左右されること、そして蓄電出来ないこと。
 しかしその最大の利点を得るための大容量な「蓄電池」があれば、その弱点は全てクリアされる。
 あとの問題は金銭的な面。 初期投資と、メンテナンス費用。

 しかし、そんな大いなる覚悟を国が持ったなら、これまで「原子力」関連につぎ込んでいた税金を補助金や支援策に廻すことで、新たな雇用の創出にもなり、二酸化炭素削減、地球温暖化ストップにも貢献することが出来る。 まさに地球にとっても、人にとっても良い事づくめ。
そして「太陽光蓄電システム」で、独立運転できる家庭環境が日本全体の3割でも整えば、今回ような震災でも計画停電する必要もなくなるし、亡くならずにすんだ方も多数みえると思う。 ぼくたちは地震大国に住んでいるんだという危機感からくる防災意識は、この先忘れることはないだろう。 またこのシステムを、避難所に指定してある学校や集会所、または病院に設置することもそのケース応用の一つだと思う。

 難しいことは何一つないと断言できる。
 唯一つ、「大容量蓄電池(8~10KWH)」さえ出来さえすれば。

 シャープさん! 早く作って!!!

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by silvadog | 2011-05-10 10:53 | 電気屋として


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