2012年 04月 10日

去勢

 2012年4月10日
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 随分悩みました。
 悩みに悩んで、悩んだ挙句に決めました。

 去勢手術に関しては、前々から色んな方々やネット情報なりで、そのメリットとされている予備知識は理解していて、交配させない、子供を残さないということを決めているのであれば、掛かるかも知れない病気の予防という観点において、去勢したほうがいいだろうなとは思っていました。
 ただやはり、どこか心の片隅に、しぅの子が欲しいという希望があって、これまで決めかねて先延ばしにしてきてしまいました。
 しぅも、はや六歳で今年の六月には七歳になります。
 犬年齢的にも過渡期で、人間同様、体のあちこちで色んな老化の症状が出てきます。
 いつも元気で朗らかなしぅも、左目の下に出来た色素変化や、前回の健康診断では心肥大と診察されています。
 バーニーズの平均寿命がそのまましぅに当てはまるわけではないですが、この先どんな病気や怪我が待ち構えているか分かりません。
 少しでも、そうなる可能性を取り除いてあげられるのならと、今日の去勢手術を決心した次第です。

 去勢手術についての賛否両論もあるんだと思うし、ぼく自身いまだに、やらなくていいなら自然のままの姿で一緒に過ごすことが一番いいと思っています。 それに、オスのシンボルである金玉を取るなんてというヒューマニズムが鎌首をもたげるのと同時に、去勢と言う人間側の都合善し悪しで生ある動物の尊厳を傷つけてもいいのかというエゴを感じずにはいらないんです。

 でもぼくは去勢をする決心をしました。

 それを後押ししてくれたのは、馳さんとワルテルです。
 この前、馳さん達を撮りながら、ワルテルを見て感じました。いや、感じたというより確信しました。
 ワルテルの願いはただ一つなんだなって。

 ワルテルはただただ馳さんと一緒にいたい。父ちゃんになりたい。
 それだけなんだなって。
 怖くて強くて大きくて、とてつもなく優しい父ちゃん。
 そんな父ちゃんに憧れて、そんな父ちゃんになりたくて。

 ぼくが見る、ファインダー越しに見えたワルテルは、まさしく憧れと羨望の眼差しで父ちゃんを追っかけていました。そして撮っている最中、ワルテルとしぅの感情が重なるように溢れてきて、そのシルエットが途中からしぅばを撮っているかのような錯覚さえ感じました。


 そうなのか。
 そうだったんだな、しぅ。
 おまえもそうだったんだな。
 すまん、すまん、しぅ。
 今頃気付いても、手遅れじゃないよな?
 まだ間に合うよな?


 だからぼくは決めました。
 これから出るかも知れない病気の予防のためじゃなく、一日でも、一時間でも、一分でも、少しでも長く、しぅと一緒に過ごせるために、ぼくが出来る可能性のあることをしようと。




 それがきっと、しぅばが一番望んでいることだと確信したから。


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by silvadog | 2012-04-10 10:06 | しぅば犬


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