2013年1月12日
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愛い奴め。(笑)
七歳になり、人間の年齢で言えばすでにいいおっさんのしぅば。
最近では前ほどでないにしろ、確実に怒られる頻度は少なくなっている。
それでも、冬になり雪が降り積もるとテンションが上がってしまい、夢中になり走り駆け回る。
ぼくのその行きすぎに制止する声もどこ吹く風だ。
そしてついにぼくの一喝がはいる。
「とうちゃん、ごめん」
と、一応神妙な面持ちで反省したような顔をする。
その顔に思わずぼくも笑みが出る。
その瞬間、許しが出たと思うのか、あっという間に雪原に疾駆する。
ぼくはそのキツネのように飛び跳ねるしぅばの後姿を眺める。
愛い奴だ。
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