2010年 02月 16日

雪の記憶

 2010年2月16日

a0111190_8404029.jpg


 ぼくにとって、雪の記憶はまさに子供時代の思い出。 伝説の「56豪雪」。
 昭和56年、ぼくは8才。 小学校2年生の時のこと。
 親父が言う、その日の前日から降りだした雪はどんどん積もり、あっと言う間に真っ平らな風景になって、微かに見える凹凸が小屋であったり、車であったり、屋根の雪下ろしをしたら家の一階は埋もれ、二階から出入りをしなくてはならないくらいになったと。
 確かにぼくにもそんな記憶が残っている。 でもそれは大変だったと言う記憶ではなく、とっても楽しかった記憶。 二階から繋がった雪がそのまま滑り台になってソリで遊んだ記憶。 かまくらを作って遊んだ記憶。 断片的にしか覚えてないけど、異常にハイテンションに楽しかった記憶。
今思えば、とてつもない状況。 多分、その豪雪で家が潰れた人も居ただろうし、被害を被った方たちもいたと思う。 大人たちは本当に大変だっただろうことは容易に想像がつく。 でも子供だったぼくたちには天国の思い出だ。 そんな素敵な光景を今目の前でまた見たいと思う。 朝起きたら、全てが雪で覆い隠され、真っ白な世界が広がり、動くものの気配は何もなく静まり返った世界。 考え想像するだけでぞくぞくしてくる。

 「明日の飛騨地域山間部では大雪になります。 大雪警報が発令されました。」

 テレビの天気予報でそんなニュースが流れると、37才になった今でも、あの時の思い出が彷彿し、わくわくして仕方がない。 寝て覚めるとすぐに窓の外を見る。 しかしあの時の光景にはなっていない。 しょぼい。

 今年は近年稀に見る大雪になった年だった。 年々雪の量は目に見えて、子供のころから考え思うと、かなり少なくなってきている。 地球温暖化のせい? ・・・とは言わないけど、間違いなく少なくなっているのは事実。 昔から雪と密接に暮らしてきた人間たちからすれば、ありがたい話ではあるけど、寂しい話でもある。

 やはり、雪国に住む者は、雪ありきの生活、習慣が定着している。

 「あれ、今日はたくさん積もって、大変やな~。」っと、声を掛け合う顔には笑顔がこぼれる。
 今年の冬は、そんな笑顔に溢れていたように思う。 高山らしい冬。

 冬はまだ終わっていない。
 あと、まだ一回か二回は雪が降り積もる日があると思う。 つか、あって欲しい。
 大雪の被害や損害を考えると、そう言ってしまうのは不謹慎かもしれないけど、仕方がない。

 だって、ぼくにとって、雪の記憶は、楽しいものだからw



にほんブログ村 犬ブログ バーニーズマウンテンドッグへ ← ぽちっとお願いします。^^

by silvadog | 2010-02-16 09:25 | しぅば犬


<< どたばたしておりまして      影に潜むシャドー >>